緑を生活の中に取り込んだ素敵な家デザインを見てみましょう!都心での生活環境でも緑と暮らす住まいは可能です。夏の日差しや冬の風を遮る役割を果たす緑、また季節感を感じさせてくれる植物の存在は、私たちの暮らしには欠かせません。今回は、そんな緑と暮らす素敵な家デザインをご紹介していきます。
こちらは、ARBOLが手がける都心に建つ平屋。庭を各所から眺めるこの家デザインは、まるで森の中にいるかのような安らぎを演出し、都心にいることを忘れさせてくれます。夫婦の静かな定年後の生活とプライバシーを優先させ、都心の賑やかな周辺環境が住まいに影響しないよう考慮されたシンプルな木箱のような家デザインは、夫婦の穏やかな生活を優しく守ってくれます。
こちらでは「大きなテラスのある森と暮らす家」を紹介しています。
Photo: Yasunori Shimomura
こちらはコートハウス家デザインを活かし、中庭の緑をインテリアに取り込んだ住まい。季節や時間によって表情が移り変わる三つの雑木林の中庭を中心に、それらを囲うように8の字の回遊空間で構成された住まいは、穏やかに空間を繋げ、家族の気配がいつでも感じられる安心の住まいです。日の時間や季節によって移ろう中庭の表情が、住まいに季節感や奥行きをもたらし、美しいアクセントとなっています。
こちらは四国の山間部に位置する豊かな山間部に囲まれた住まい。豊かな海のようにもみえる田園や小川、星が落ちて来そうな夜空などの幻想的な景色を住まいに取り込む大きな開口部がこの住まいの魅力です。3方をガラス張とし、また障子にみたてた横引きのガラス戸を開放すれば、内外が一体化し開放的なリビングルームに。外側には屋根が伸び、同じ広さで縁側が広がります。立地環境の豊かさを見事に取り込んだ素敵なアイデアです。
緑の庭に囲まれた住まいのウッドデッキでピクニックや日向ぼっこはいかがでしょう?手入れされた庭の緑に包まれていると、気持ちが落ち着きますね。またお気に入りの庭を眺められるウッドデッキがあれば、春の天気の良い日など、友人とお茶を飲んだり、バーベキューパーティーなど、様々なレジャーを楽しむことができます。緑と触れ合えるスペースを家デザインに取り入れてみましょう。
森林に馴染む優しい外観の家デザインは、ゆったりとした間取りやナチュラルな素材感が魅力的です。こちらは、多くの緑と豊かな敷地条件を最大限に活かし、建物によって周囲の景観を壊さないこと、そして自然素材にこだわった長寿命な住宅にすることを大きなテーマとしてデザインされています。平屋づくりと自然素材だけを使用した優しい住まいは、私たちに自然と共存することを思い出させてくれます。
クレジット: photo(c)KAWABE Akinobu
こちらは自然と共に生きるということを見つめ直した住まい。エントランスからリビング繋がる土間部分には、植物や飛び石がデザインされ、外と内の境界を緩やかにつなぎます。屋内にいながらも庭や外とのつながりを意識でき、まるで小さな森の中にいるかのような土間空間は、自然を感じ、四季を楽しむ喜びを私たちに教えてくれます。