限られた面積の室内に新たなスペースを作りだす… 不可能だと思いますか?あなたが気付いていないだけで室内にはまだまだデッドスペースや活用できる場所がありますし、省スペーステクニックでは定番の多機能家具の他にも、レイアウト方法であったりDIYできるアイデアなどで新たなスペースを作り出すことは可能なんですよ。
さっそくチェックしていきましょう!
玄関の靴箱から靴が溢れ出している!でももう仕舞う場所がない!家族が多い家庭や靴好きな方はこんな事態に陥りがちですよね。その場合はまず靴の収納は靴箱に… という既成概念を壊す必要があります。靴箱の収納力は意外と低い。靴箱よりもクローゼットの方が俄然収納力があります!玄関ホールや玄関を入ってすぐの場所に大容量のクローゼットを設置すれば、靴、上着類、アウトドア用品、使わないシーズンアイテムなどすべてをまとめて収納できちゃいます。
本棚と階段の機能を合体させたのがこちら。ロフトに上がるのにちょうどいい規模の階段であり、本のサイズにもぴったり。存在感もアイコニックで憎めません。
イタリアのインテリアデザイナーによる住宅です。
小さな部屋に背の高い本棚やキャビネットを設置すると圧迫感を与え、さらに狭く居心地の悪い部屋となってしまいます。上がだめなら活用すべきは下!床レベルをアップして床下収納を作るアイデアは小さな部屋にぴったりです。かなりの量を収納できるようになりますよ。
個室の子供部屋を造ってあげたいけれどスペースが… という場合はリビングの一角などを本棚で仕切ります。背板の無いタイプなら視線が抜けるので圧迫感無く、子ども達の様子も確認できます。本は詰め過ぎず、フォトムレームや小振りの観葉植物、装飾アイテムなどをところどころに配置するとおしゃれ感もアップ。
自分らしい装飾をしたり、子ども達が遊べる娯楽が欲しい!でもスペースが… (以下略)という場合は壁を一面黒板に改造してみましょう。市販されている黒板塗料を塗るだけなのでDIYも可能。壁面なのでスペースの消耗はゼロ。誰もが思い切り落書きできて楽しいったらありません。
最後にやっぱり頼りになるのが多機能家具です。一般的となった収納付きベッドですが、インテリアのスタイルを洗練させたい方は収納力だけで判断せず、デザインにもこだわってみて下さい。木材の無骨な力強さと素朴な温かみ、北欧スタイルのインテリアにもフィットする洗練のデザインが、収納に特化した機能的なだけではない魅力を放っています。