ミニマルな空間リノベーション3選 – 潔くすっきりとした空間！

照明や素材に時代を感じる元のマンション。間取りも使いにくく、こまきれになっている空間は中途半端で住まいにくく感じました。NUリノベーションによってこちらのマンションが劇的に変身します。

「オトコの白」とタイトルがつけられたリノベーションプロジェクト。間仕切りや天井を取り払い、すっきりとした大空間を実現させました。間仕切りなどで部屋を分けず、中央の高さが半分ほどの低い壁によって空間分けをしています。窓からの光を遮らず、壁や家具などで低めの水平ラインが横の広がりを感じさせます。白やナチュラルな木の色が柔らかな雰囲気を演出し、オーダーの木とステンレスのキッチンは存在感が光るスタイリッシュさでインテリアとしても大活躍。広めの天板でカウンターも併用しています。本住宅については「白の陰影が美しいミニマルなリノベーション」で詳細をご紹介しています。

商店街の路地裏にあった築38年の建物。老朽化が進み、内部もずさんでまとまりのない空間が広がっていました。ごく普通の和室の続き間がある住居部分と、事務所スペースからなっていました。こちらの建物をMURATA | JAMが蘇らせます。

住まい手は裁縫家であり、快適な生活空間兼、作品の展示や創作ができるギャラリーも望まれていました。以前は外から見ても決して綺麗とは言い難いファサードの状態から内部でしたら、建築家は余分な壁を取り払い、内部を削ぎ落としながら必要な空間計画を提案。細部のディテールや、光の導き方によって幻想的で凛とした空間に大変身を遂げています。リビングは一面のシアーカーテンで、ソフトに光を拡散しながら柔らかな表情を生み出します。シンプルでモダンな内部インテリアは以前の面影を全く感じさせません。本住宅については「余白空間が彩る幻想的なリノベーション！」によって詳細をご紹介しています。

広い空間ながらも、黄ばみの目立つ建具や殺風景さが際立っていた空間でした。天井に二灯並べられたシーリングライトが野暮ったい印象を与えます。こちらの空間を蘆田暢人建築設計事務所　ASHIDA ARCHITECT & ASSOCIATESが驚きの空間へ導きます。

個性のない築25年のマンションの一室が生まれ変わったのは、コンクリートの素地を生かしたインパクトのある空間です。ワンフロアの空間を分けているのは、一角に設けられた格子状のパーテーション。ヴィンテージテイストの家具が映えるすっきりとしたインテリアが生まれました。本来隠れている躯体の表情をそのまま利用し、余分なものをそぎ落として完成したインテリアは味わいのある唯一無二の空気感を作り出しています。本住宅については「モダンな住まいへと変えたリノベーション「元浅草の住居」」で詳細をご紹介しています。