2016年取り入れておきたいスカンジナビアンインテリアトレンド

Takashi Sasaki Takashi Sasaki
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スカンジナビアンデザインとは、ノルウェー・スウェーデン・デンマークにフィンランドを加えた国々から生まれたデザインスタイルのことです。そのデザインは、木を中心とした自然素材を使って、シンプルながらもどこか遊び心があるフォルムで、おしゃれなデザインを生み出しています。最近では、そのシンプルなデザインと地政学的な背景が似ていることから、日本でも人気のインテリアスタイルの1つとなっています。そこで今回は、今年注目のスカンジナビアンインテリアトレンドを紹介していきます。

DIYデザイン

DIYとは、プロの手を借りず自らがデザインから製作までをすることですが、それゆえに素材も加工がしやすい素朴な木材で、デザインもそれほど作るのに大変ではないシンプルな形となります。スカンジナビアンデザインはそのDIYデザインの延長とも言える、大量生産とは反対の職人の手作業で丁寧に作られてきたデザインでもあります。そんな手の温もりを感じるデザインの家具もたくさんありますが、自分でシンプルに家具を作って、インテリアを北欧風にしてみてもいいかもしれません。

自然を感じるデザイン

北欧の国々は夏が短く日照時間も短いため、室内で生活する時間が長くなります。そのため、できるだけ室内で快適で豊かな生活を送るために、自然に寄り添うようなやさしさのあるインテリアの工夫が見られます。こちらは、一色玲児 建築設計事務所が手掛けた築35年のマンションをリノベーションしたリビングです。部屋を仕切る木張りの壁には、太陽の光が差し込み、日中の光の移り変わりを室内にいながら感じられるようになっています。北欧のように室内で過ごす時間の長い北海道で、自然を室内に上手に取り込んでいるインテリアとなっています。

オーガニックデザイン

スカンジナビアンデザインは、有機的な(オーガニック)曲線を用いたデザインもその特徴の1つです。そうしたデザインの家具は、落ち着きのあるエレガントさを持っていて、同時にその特徴的なフォルムから思わず触ったり座ってみたくなる魅力的なデザインをしています。家具だけでなく、建築にもそのオーガニックデザインは取り入れられます。こちらの曲線の壁のように、部屋と部屋を緩やかにつなげたり、光をやさしく取り込んだりと、室内の空間を豊かにしてくれるデザインです。

アウトドアデザイン

自然に寄り添うスカンジナビアンデザインにとって、外の環境に直に接する場所であるバルコニーなどのアウトドアデザインは欠かせません。こちらは、ATELIER137 ARCHITECTURAL DESIGN OFFICEの設計による森の中に佇む山荘です。庭を囲むような家のプランに、外壁には落ち着きのあるレンガタイルが使われています。床材に深みのある色の木材が使われたバルコニーからは、緩やかに下る庭を眺めることができます。こうしたゆったりと自然を楽しませてくれるバルコニーを是非お家に取り入れてみて下さい。

動物にやさしいデザイン

冬が長く寒さの厳しい北欧では、ペットはもちろん屋内で過ごしますから、インテリアには動物にやさしいデザインが必要となります。こちらのUNICO DESIGN一級建築士事務所が手掛けた住宅には、3匹の猫たちのために色々な工夫が施されています。階段やリビングの壁には「穴」が開けられていて、そこが猫たちの遊び場となったり、扉に猫窓が作られていたり、小さな工夫があちこちに見てとれます。

写真:624PHOTO村田雄彦

ピーチエコーとセレニティ

もうすでに今年のトレンドカラーをご存知の方もいるでしょうが、その中でもスカンジナビアンインテリアにぴったりのトレンドカラーはピーチエコー(Peach Echo)とセレニティ(Serenity)です。ピーチエコーは、ピンクとオレンジを合わせたような色で、かわいらしさと温かみの両方を感じさせてくれます。またセレニティは、青と水色の間のような色で、落ち着きのある静けさをもたらしてくれます。是非、このトレンドカラーを取り入れながらインテリアを考えてみて下さい!

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