デスクは書斎での仕事のパフォーマンスを左右する大事な家具の一つ。しっかりとこだわりをもって選びたいものです。自宅の中に書斎として割けるスペースは、ご家庭によってもそれぞれ異なりますし、どれくらい重点を置いてカスタマイズするかもまちまち。デスクの広さやポジションも求められるものもさまざまでしょう。今回はいろんなデザインの書斎机を、実例を交えてご紹介していきます。使い勝手がよさそうなもの、見つけてみてくださいね。
デスクの選び方って、皆さんはどうされていますか?実際に座ってみて丁度良い高さの物を選ぶことは大切ですが、合わせる椅子との相性も忘れてはなりません。ホームオフィスをもって自宅でお仕事をされる方と、週末にちょっと読書や書き物をするスペースとして使いたい、という方とでは、求められるデスクも異なるはずです。必要となる天板の大きさはもちろんのこと、高さ、収納の有無、インテリアとの相性などにも目を向けて選んでいくことが肝要です。
ちょっとした書き物やパソコンを使ったりする場所として使う場合には、コンパクトな机が便利かもしれません。こちらは東京都の建築家・根來宏典建築研究所の手がけたお宅の書斎スペース。棚も机も作り付けとすることで、すっきりとしたインテリアを実現しています。本やPC周りで必要となるものは、こちらのスペースにすっきりとまとまりそうで、見た目にも使い勝手もよさそうですね。天板も広さがあり、窓も大きく取られているため、明るそうです。
Photo: Hiroshi Ueda
本をいくつも広げたり、手書きしたりしつつPCを利用する場合には、デスクにもある程度の広さが必要です。この机はそんな用途をしっかりこなしてくれそう。椅子も、長時間の考え事やPC作業に適したデザインです。また、こちらの書斎は床、デスク、本棚の色合いをきちんとまとめてインテリアデザインされているため、とてもまとまりのあるシックな空間となっています。仕事にしっかり集中できそうなカスタマイズですね。
ご自宅を事務所として使われている場合、仕事の内容によってはデスクスペースを広々と取りたいということもあると思います。こちらのホームオフィスは、壁一面を本棚として、向かい合う面はすべて窓という開放的な空間。細長い部屋に合わせるように、中央に置かれたのは一枚板の長机です。これくらいのスペースがあると、複数人でそれぞれ作業したり、いろんな書類や本を広げて使ったりしても、お互いの邪魔にならないのでは?大きなプロジェクトを考えるのに適したデスクです。
現代人の多くが、一日のほとんどを座って過ごす生活をされています。しかしながら、人間はずっと座って過ごすようにはできていないため、このような生活をしていると、健康によくないといわれています。体のことを考えると、一時間ごとに250歩は歩いた方がよいのだとか。もちろんそんなに歩けないという方もいらっしゃるでしょう。その場合、立っているだけでもかなり違うのだそうです。スタンディングデスクをオフィスに取り入れている会社も増えてきているといいます。健康のために、いかがですか?
最近よく話題にのぼる断捨離やミニマリスト。物を少なくシンプルに暮らすライフスタイルは、物に溢れた現代社会において憧れとする方も少なくないはず。シンプルなインテリアを目指す方ならば、書斎の机もごくシンプルな形のものがよいでしょう。こちらの机は天板と脚のみで構成されたデザイン。机上にもPCと小物などがあるだけというシンプルさ。インテリアのすべてがこれほどのミニマルさでカスタマイズされていると、見ていて気持ちよいほどの潔さを感じます。
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