真っ白な天井も清々しくて良いものですが、家具でスペースを消耗されることのない大きな面である天井のデザインにこだわれば、空間の魅力が二倍にも三倍にも増えます。本日はモダンな天井デザインが美しい家五軒を紹介します。ぜひ参考にしてみてください!
広島県の建築家 FUTURE STUDIOが手がけたのはファンタジックで美しい住宅。「Light Valley」という名の通り、光の活かし方が印象的な室内空間です。大きな特徴は複数設置されたスリット状のトップライト。時間や角度で変化する自然光の色彩が空間に満ち、それに加えて控えめに輝くダウンライトが視線を遠くへ導きます。ダイナミックな動きと繊細で美しい光が両立している魅力的な空間です!
天井だけでなく空間の随所に建築家のこだわりが感じられるこちらの住宅。直線と曲線、直角とカーブが入り交じった構成、それらが柔らかい光でライトアップされた様は、どこか近未来的な雰囲気かつ遊び心も感じさせます。奥に配置されたアイランドキッチンはまるでコックピット?創造的なデザインにイマジネーションも刺激されますね!
ダウンライトがランダムに点在している天井はプラネタリウムのようなロマンチックな雰囲気です。規則正しく直線的に配置することの多いダウンライトやスポットライトですが、このように少し配置方法を変えるだけで部屋の印象まで変えるという高いポテンシャルを持っているんです。一際大きく見える円い光は照明ではなく、実は天井を切り取ったトップライト。月と星を眺めて過ごすような素敵なリビングルームです!
ベーシックかつエレガントな雰囲気を求める方におすすめなのがこちらのようなデザインです。円形モチーフの折上天井中央に円形シーリングライトを設置。円形モチーフは求心力が高まるので、リビングルームなど家族や友人と親密な時間を過ごす場所に向いています。空間が中心点に向けてまとまった印象となり、調和を感じるインテリアを作成できますよ。
優れた天井デザインは空間の審美性を高めるだけでなく、ネガティブな要素を解決する手段にもなります。たとえばこちらは都心の狭小敷地に建てられたモダンな住宅。ダイニングの端を折上天井に、高さの生まれた折上部分に設置した照明を壁に向けることで、壁全体が明るく発光しているような軽やかで広がりを感じるスペースとなりました。空間デザインと照明効果で狭小敷地の閉塞感は解消できるんです!
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