ホテル滞在の魅力とは日常生活から離れた非日常感とリラックス感、解放感を味わえることです。では、もしそれが自宅で可能ならいかがでしょうか?外泊に必要な着替えやその他の荷物の準備が不要、ホテルまでの交通費やもちろん宿泊費も払う必要がなく、仕事からまっすぐ帰宅するだけです。今回はホテル風インテリアのポイントをいくつか紹介します。
シンプルモダンな家具はホテル風のインテリアを作る基本要素です。上質な素材を使った丁寧な仕上げの家具を必要最低限だけ置きましょう。色調は調和と落ち着きを演出するアイボリー、ベージュ、ライトブラウンなどの中間色で統一するのがおすすめです。インテリアの好みが変わった場合もこれらの色調なら他のスタイルと違和感なく馴染ませることが可能という利点もあります。高台や傾斜地の敷地であればぜひ眺望を優先させた設計を建築家に依頼してみてください!上質で居心地のいい空間と素晴らしい眺望、ホテル滞在以上の贅沢な時間を過ごすことができる自宅となるでしょう。
生活感が出やすいバスルームはホテル風のインテリアが作りづらい場所です。しかも設備上、自力での改装が最も難しい部屋のひとつ。もしもリノベーションを検討中であるなら、ホテル風のインテリアへと改造する最大のチャンスです!ミニマルスタイル、ガラスによる抜け感と開放感、洗練されたラインなどをキーワードにデザインしましょう。その他に今すぐ実行できるアイデアは上質なタオルを使う、石鹸やボディソープなどは品質の良さと香りにこだわる、照明を暖かな電球色へ変えるなどが手軽で効果的ですよ。
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玄関ホールや廊下に十分なスペースがあるのならシックなデザインのコンソールを置き、さらにコンソールの幅と同じか近いサイズの鏡をその上に置いてください。生花やデスクライトを合わせても良いでしょう。装飾品の数は控えめに。鏡の外出時の身だしなみチェックもできて便利です。
寝室をホテル風のインテリアにしたい場合はベッド周りが重要です。まずはベッドサイドテーブルを見直してみてください。アンティークの上品かつ重厚感のあるもの、モダンで洗練されたデザインのものなどがおすすめです。ライトはサイドテーブルのスタイルと調和するタイプを選んでください。寝室のスペースに余裕があるのならサイドテーブル&ライトをベッドの両脇に左右対称に配置すると良いでしょう。シーツやベッドカバーは上質な生地で無地のもので統一しましょう。
ホテルの部屋と一般住宅との大きな違いは照明計画にあります。ホテルの部屋はリラックスのための非日常感、ラグジュアリー感などが重視されています。置かれた家具の品質やスタイルに加え、部屋のムードをより良く高めているのが照明の光です。ホテル風のインテリアを目指すなら一般的なシーリングライトやペンダントライトのみで済ませるのではなく、建築家や照明デザイナーと相談して戦略的な照明効果を狙いましょう。照明効果は狭い部屋を広く見せたり、落ち着かない雰囲気をムーディーに変化させたり、生活感をうまく隠したりと大きな効果が望めます。
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