ヴィラとは郊外に建つ「別荘」を指します。忙しい日常から離れ心からリラックスするようなリゾート風のインテリアコーディネートはどのようにつくればよいでしょうか。今回はそんな落ち着けるリゾート風ヴィラの特徴をご紹介していきます。
ヴィラのような雰囲気を感じさせるには、やはり風や光が室内に大いに届く開放感が大切です。こちらは沖縄の世界遺産の一つ座喜味城を眺める場所に建つ別荘。沖縄の亜熱帯気候の特性を活かし、美しい景色、広々とした開放的空間と庇の深い木造屋根によってバリのようなリゾート空間を演出しています。
クレジット: photo by Ishii Toshihisa
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※リビングの写真ページ
ヴィラのようなリラックスしたインテリアコーディネートには、籐家具でリゾートの雰囲気を演出するのがぴったりです。職人の手仕事で作られる籐家具は涼しげで、 またインテリアコーディネートが柔らかい印象に仕上がります。 籐家具だけでなく、 籐小物や観葉植物も一緒に配置するとより効果的です。
【別荘については、こちらの記事でも紹介しています】
こちらはリゾートを感じさせる要素を盛り込んだ住まいを希望した施主の住まい。希望に沿って家の中央にはトップライトのある吹き抜け空間を設置し明るく光が差し込む開放感あるデザインに仕上げられています。リビング床は特注の製作タイルを配置し、より南国風リゾートのようなコーディネートに仕上げています。
写真撮影:矢野紀行(矢野紀行写真事務所)
日常の中で一番くつろげる場所ともいえるバスルーム。 極上の癒しの時間を過ごせそうなリゾート風の素敵なバスルームを作るポイントは、やはり開放感と明るさです。こちらのように洗面コーナーとバスルームをガラス戸で仕切ることによって明るく広々とした印象に仕上げましょう。開口部から、美しい展望や庭などを眺められるとさらに非日常的な贅沢さが増します。
南国のリゾートをイメージさせるガーデンヴィラを意識したコーディネートはいかがでしょうか?芝生のグリーンとシェードの白がさわやかで都会的な印象を演出するこちらの住まい。このようにパティオやシェードを野外ソファと一緒にコーディネートするだけでグッとリゾートらしいくつろいだ雰囲気に仕上げてくれます。
引き戸を開ければ大きくリビングと外部テラスが繋がるこちらの住まい。リビング床とテラスの段差をなくし、また同系色で揃えることによって開口時には大きく内と外が繋がり開放的な空間が生まれます。ガラススクリーンの足元ライン照明、シンボルツリーのライトアップなどでメリハリを効かせた照明デザインがより幻想的な夜景を演出しリゾートのような雰囲気を演出しています。
PHOTO:AKINOBU KAWABE / HELICO
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