井戸端会議のできそうな玄関ホールのある家

Michiko JUTO Michiko JUTO
音が紡ぐ家, 松岡淳建築設計事務所 松岡淳建築設計事務所 모던스타일 미디어 룸
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今回は少々密集した住宅地域に建て替えられたローコストの家を紹介します。三方を小学校、隣家、崖に囲まれた37坪あまりの敷地に建つこの家の設計に際してプライバシーと採光の確保が課題としてあげられました。松岡淳建築設計事務所の手がけた住宅をさっそく見てみましょう。

キューブ型の住宅

シンプルな黒いキューブ型の家です。一般的な住宅の街並の中に目立つ個性的な外観ですね。開口は外部からの視線と交差しないよう配置され、同時に十分な採光と開放性を獲得しています。日中1階はほとんど陽が入らないため、2階にリビングをもってきています。

家の象徴 – 人の集まる土間の玄関ホール

クライアントからの要望の1つとして、「人が気軽に集まる家にしたい」というものがありました。ただし客室は2階に設けられています。この要望は個室群を配置した1階に玄関から続く土間空間を設けることでかなえられました。この玄関ホールを庭へと繋がるゆったりとした曖昧な空間にすることで、隣に住む親族や近所の人が気軽に立ち寄れる場としたのです。

家に連続性を与える多機能な空間

吹き抜けのある非常に開放的な空間です。ちょっとしたコンサートなども催されるのでしょうか。シンプルで心地よい空間にグランドピアノが映えますね。玄関ホール内は残響時間も調節されているようです。奥には庭の木々が借景となって玄関ホールを飾っています。

コミュニケーションの場

に続くサッシは全面開放が可能で、自然環境を大いに取り入れることができます。建て込んだ住宅街でも自然光の変化や四季折々の表情が体感できる開放的な作りが実現しました。玄関ホールから繋がる庭にはベンチを兼ねたデッキが設けられています。コンサートの時は観客席、お隣さんが来たらちょっと座っておしゃべりするのにちょうどいいですね。

落ち着いた木板張りで空間にアクセントを

この家の象徴とも言える玄関ホールは外だけでなく上階とも緩やかな連続性を形成しています。2階のリビングから続く客室が玄関ホールの上部に位置し、ホール吹き抜け部分に向って開口が設けてあります。床と同質の板材を張ったボリュームによって吹き抜け部分の開放感をより感じるでしょう。

プライバシーを保ちながら採光を確保する

2階の生活空間は連続した動線で構成されています。 カーテンやブラインドなどがなくとも問題のないプライバシーを考慮した窓からは十分な採光と換気が可能です。

借景のあるモダンな和室

客室は和室です。琉球畳がモダンな雰囲気を醸し出していますね。低めに設定された腰壁によって上と下でコミュニケーションが生まれ、空間のダイナミズムを生み出します。また直接窓がなくても十分な採光と換気が確保されています。ホール越しに見える景色がまるで絵のようですね。借景がここにも生かされています。

シンプルな動線とインテリア

リビングから庭に面したバルコニーに続きます。住宅全体を通して濃いめのフローリングは、白い壁と程よいコントラストを保ちながら空間を引き締める効果もあります。バルコニーは耐力壁の内側に取り込まれているので、適度な閉鎖性を持った半内部のような空間に仕上がっています。

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